毎年、箱根駅伝では選手が履いているシューズが話題になります。箱根駅伝2022でも、さままなメーカーやモデルのシューズが登場し、近年ブームとなっている厚底シューズの着用率が目立ちました。
それに派手なシューズを大半の選手が履いていて、あなたも気になっていたことでしょう。例えば、
- ナイキのシューズ(オレンジ色)のモデルは何?
- 1区の区間賞を獲得した吉居大和選手(中央大)のシューズは何?
- 2区の区間賞を獲得した田澤廉選手(駒澤大学)のシューズは何?
この記事では、箱根駅伝2022に出場した全選手のシューズを独自調査し、メーカーやモデルについてまとめています。
メーカーの比率や人気モデル、そしてTwitterで話題となった嶋津雄大選手のシューズについても掲載しています。
あなたが、テレビで気になっていたあのシューズのことが判明します。是非、ご覧下さい。
目次
【箱根駅伝2022】出場選手のメーカー比率
箱根駅伝2022に出場した全210名の選手のシューズを、メーカー別にまとめてみました。メーカー比率は下記になります。

全210名のメーカー比率
- ナイキ(155人)※74.16%
- アディダス(27人)※12.92%
- アシックス(24人)※11.48%
- ニューバランス(2人)※0.96%
- ミズノ(1人)※0.48%
- プーマ(1人)※0.48%
ナイキが全体の7割以上を占める大差の結果になりました。テレビでもナイキの着用率が目立っていましたが、改めて数えてみるととても多い印象です。
次にアディダスとアシックスが全体の1割を獲得したものの、ナイキと比べると圧倒的な差があり、今後もナイキブームは継続しそうな予感です。
3つのメーカーに共通するのは、やはり厚底シューズということです。数年前からパフォーマンスが向上し好タイムが出やすいことで多くの選手が着用しています。箱根駅伝2022でも、その傾向は継続しました。
箱根駅伝2022の選手が着用!人気モデルベスト3
箱根駅伝2022では、ほぼ全員の選手が機能性の厚底シューズを履いていました。
では、どんなモデルが人気だったのか?独自調査した結果から、ベスト3を発表します!
【1位】ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%

全210名選手中102名(48.57%)の選手が、ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%を履いています。
#箱根駅伝
2区区間賞は1時間6分13秒で #駒澤大学 の主将 #田澤廉 が獲得。途中まで区間新記録を上回るペースでしたが、最後は苦しい表情になりました。しかし後続を引き離す堂々の走りでした。 pic.twitter.com/xp6ELsxbL4— 4years. (@4years_media) January 2, 2022
主な選手は2区の区間賞を獲得した田澤廉選手(駒澤大学)、3区の区間賞を獲得した丹所健(東京国際大)、総合優勝した青山学院大学からは、6名の選手が履いていました。
【参考】青山学院大学の選手が履いているランニングシューズ一覧

【2位】ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%

全210名選手中50名(23.80%)の選手が、ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%を履いていました。
【写真】タスキを手に中継所へ向かう中大・1区の吉居大和https://t.co/c8bzcUz0ei#箱根駅伝 #箱根駅伝2022 #おうちで箱根駅伝 pic.twitter.com/SMtKMqTRV3
— 箱根駅伝速報(読売新聞) (@YOL_hakone) January 2, 2022
主な選手は、1区の区間賞を獲得した吉居大和選手(中央大)、10区の区間賞を獲得した中倉啓敦選手(青山学院大学)をはじめ総合2位を獲得した順天堂大学からも3名の選手が履いていました。

【3位】アディダス アディオス プロ 2

全210名選手中25名(11.90%)の選手が、アディダス アディオス プロ 2を履いていました。
主な選手はイェゴン・ヴィンセント選手(東京国際大学)、太田蒼生選手(青山学院大学)、葛西潤選手(創価大)が履いています。
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🎽第98回 #箱根駅伝 🏃♂️2年ぶり6回目の総合優勝🏆
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🔥パワフル大作戦🔥
9区 中村唯翔選手、10区 中倉啓敦選手の区間新記録、7区岸本選手の区間賞の走りをはじめ、皆素晴らしい走りを見せ、3区から首位を譲ることなく、歴代新記録で総合優勝しました。応援ありがとうございました。 pic.twitter.com/6gohw8ZAoL— 青山学院大学 (@AoyamaGakuinU) January 3, 2022
また総合優勝した青山学院大学は、アディダスと提携しておりアディダス アディオス プロ 2も併用しています。箱根駅伝2022では太田蒼生選手のみでしたが、練習時では多くの選手が使用しています。

【番外編】Twitterで話題になったシューズ
【 #箱根駅伝 】 #創価大学 ・嶋津雄大、4区6人抜き 病に負けず3年連続好走「いつも僕は心で走っている」 https://t.co/xZzwbb0uhX #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/9d87aI5g2d
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) January 2, 2022
ナイキやアディダスといった人気シューズ以外に、最も話題となったのが4区で区間賞をとった嶋津雄大選手(創価大)の真っ白なシューズです。Twitterではこんなツイートが多数ありました。
「あの謎の白いシューズは何?」
「なんであんなシューズで速く走れるの?」
といったツイートで盛り上がり、メーカーやモデルが注目されていました。

気になるメーカーは、ナイキやアディダスでもなくミズノ ウエーブ デュエル ネオです。
陸上長距離用に開発された専門シューズであり、とにかく超軽量!それにミズノ独自の技術によってプレートの反発性があって、加速を引き出します。
ミズノ ウエーブ デュエル ネオのカラーというと青色のシューズが一般的に知られています。しかし、嶋津雄大選手は珍しい白色のシューズを履いていたことで、とても話題になりました。

まとめ
箱根駅伝2022に出場した全選手のシューズ事情を調査した結果はいかがでしたか?
ナイキの着用率が相変わらず多かったですよね。特に区間賞を獲得した大半の選手が、ナイキを着用していることからも、今後もブームは継続すると思われます。
アディダスやアシックスといったメーカーも厚底シューズに力を入れていますが、今後はどこまでシェアを伸ばせるか?箱根駅伝2023で注目といえます。
そして嶋津雄大選手のような珍しいシューズが今後登場するのか?箱根駅伝のシューズ事情を見る1つの楽しみといえます。来年が早くも楽しみですね。