パラアルペンスキーの鈴木猛史選手は、パラリンピックの5大会連続出場がすでに決定しています。
狩野亮選手や森井大輝選手と共に日本を代表するパラアルペンスキー界の選手として、注目の1人です。
この記事では、鈴木猛史選手のプロフィールや経歴についてまとめています。
特にパラリンピックや世界大会の成績・メダルの獲得状況といった競技生活の情報だけでなく、結婚などのプライベート情報ついても掲載しています。
そしてパラアルペンスキーのきっかけとなった障がいについてもお伝えしています。
目次
鈴木猛史(パラアルペンスキー選手)のプロフィール
北京パラ アルペンスキー内定の鈴木猛史ら新型コロナ感染 (NHK)
日本障害者スキー連盟は、来年3月に開幕する北京パラリンピックのアルペンスキーで日本代表に内定している鈴木猛史選手などが新型コロナウイルスに感染したと発表しました。 続きを読む 日本障害者スキー連…https://t.co/rMjfmISPPL pic.twitter.com/Tb6h5Z3ta0— 超絶桃色समाचार新闻NEWS【OFFICIAL】 (@69soxfera) November 17, 2021
プロフィール一覧
- 名前(すずき たけし)
- 生年月日(1988年5月1日)
- 出身(福島県耶麻郡猪苗代町)
- 出身高校(福島県立猪苗代)
- 出身大学(駿河台大学文化情報学部)
- 所属先(KYB)
- 競技(アルペンスキー)
- 障害クラス(LW12-2)
- ニックネーム:たけ、ぶーちゃん、たけぶー
- その他:チームブリヂストンアスリートアンバサダーに加入
鈴木鈴木猛史選手はSNS(Twitter・Instagram・Facebook)は行っていません。
競技歴や各種大会の成績
福島市民で、平昌 #パラリンピック スキー5種目代表の #鈴木猛史 選手。前回ソチの回転 #金メダリスト で、4回目のパラ出場でも、その重圧はすごいそうです。
でも両足をなくした3月13日と同日に金を取った運も信じて、是非前回以上のメダル🏅獲得を❗️
みんな応援しよう❗️ pic.twitter.com/4b3gRCNf7M— こはた 浩(木幡 浩) (@hatabohk) March 1, 2018
パラリンピックのアルペンスキーには、3つのクラス(視覚障害・立位・座位)があります。鈴木猛史選手のポジション(クラス)はLW12-2(座位)であり、パラリンピックと世界大会でいづれも好成績をおさめています。
パラリンピックの成績
- トリノパラリンピック2006:滑降(4位)、回転(12位)、大回転(途中棄権)、スーパー大回転(棄権)
- バンクーバーパラリンピック2010:大回転(銅メダル)、スーパー大回転(5位)、スーパー複合(5位)、滑降(11位)、回転(15位)
- ソチパラリンピック2014:回転(金メダル)、滑降(銅メダル)、大回転(10位)、スーパー大回転(途中棄権)、スーパー複合(途中棄権)
- 平昌パラリンピック2018:スーパー大回転(4位)、大回転(4位)、滑降(9位)、スーパー大回転(13位)、回転(途中棄権)
- 北京パラリンピック2022(確定次第掲載)
パラリンピックを5大会連続出場!(北京パラリンピック2022も内定)金メダルも1つ獲得している有力選手です。
世界大会の成績
- IPCワールドカップ2012(フィンランド):年間総合(1位)、年間種目別回転(1位)
- IPCワールドカップ2014(ドイツ):年間総合(1位)、年間種目別回転(1位)
- 世界選手権2015(カナダ):回転(1位)
- IPCアルペンワールドカップ2015(アメリカ):回転(1位)
- IPCアルペンワールドカップ2016(スイス):回転(1位)
ワールドカップでも、複数回優勝!年間総合1位も獲得するなど、世界大会も強いです。
鈴木猛史選手の競技人生と障がい
小学2年生の時、下校中にバスから降りたところ車と接触!交通事故に遭ってしまいました。意識から目覚めると両大腿を切断するという大怪我になりました。
とても衝撃な出来事でしたが、鈴木猛史選手は車椅子生活になっても、特別扱いもせずに友達と一緒に楽しく遊んでいました。
例えば、サッカーであれば手を使っていいという特別ルールで一緒に行ったり、ドッジボールでも車椅子というハンディキャップをもろともせずに友達と同じコートに立っていました。
また、車いすマラソンなどのスポーツにも積極的に挑戦していました。
そして小学校3年生の進級後に、運命の競技となるチェアスキーに出会います。ある日、母親が学校のスキー教室を紹介してくれて、実際に参加してみると、はじめてやるチェアスキーの面白さを知りました。
そしてスキー板1本で滑る姿がとても衝撃だったそうで、今でも忘れないということです。その後、9歳からアルペンスキーを本格的に始めることになりました。
結婚やお子さんについて
2016年6月に荒響子さん(NHK福島放送局のアナウンサー)と結婚されています。(ブログで報告)
きっかけは、ソチパラリンピック2014終了後にゲスト出演した福島ラジオ番組(荒響子さんがパーソナリティ)で運命の出会いがあり、交際を得て結婚という流れになりました。
荒響子さんは、女子アナウンサーを経験されていることもあって、とても綺麗な方です。
また、息子さんが1人います。ブログでも息子さんとスキーをする姿が掲載されていて、とてもほっこり!
オフの時は息子さんと一緒に遊び、荒響子さんとも一緒に楽しく過ごす様子から、家族サービスを大事にする素敵なパパと言えます。
まとめ
鈴木猛史選手は、パラリンピックや世界選手権をはじめとする世界大会に何度も出場しているパラアルペンスキー選手です。
金メダルの獲得やIPCワールドカップでも総合1位獲得するなど、パラアルペンスキー界の実力選手でもあります。
プライベートでは、元NHK福島放送局アナウンサーの荒響子さんと結婚しており、息子さんも1人います。競技共々、充実した生活を送っている鈴木猛史選手の活躍に、今後も期待ですね。