パラアルペンスキーの東海将彦選手は、パラリンピックに4大会出場しています。
ベテラン選手として長らく日本のパラアルペンスキー界を支えてきた重鎮の1人です。
この記事では、東海将彦選手のプロフィールや経歴についてまとめています。
特にパラリンピックや世界大会の成績・メダルの獲得状況、他に結婚など、東海将彦選手の気になる情報について掲載しています。
そしてパラアルペンスキーのきっかけとなった障がいについてもお伝えしています。
目次
東海将彦(パラアルペンスキー選手)のプロフィール
プロフィール一覧
- 名前(とうかい まさひこ)
- 生年月日(1973年11月13日)
- 出身(東京都杉並区和泉)
- 出身高校(アメリカの高校)
- 出身大学(アメリカの大学)
- 所属先(トレンドマイクロ)
- 競技(アルペンスキー)
- 障害クラス(LW3-2)
東海将彦選手はSNS(Twitter・Instagram・Facebook)は行っていません。
競技歴や各種大会の成績
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パラリンピックのアルペンスキーには、3つのクラス(視覚障害・立位・座位)があります。東海将彦選手のポジション(クラス)はLW3-2(立位)であり、パラリンピックと世界大会でいづれも好成績をおさめています。
パラリンピックの成績
- ジャパンパラリンピック2002:男子大回転(金メダル)、男子回転(金メダル)
- トリノパラリンピック2006:男子大回転(銀メダル)
- ソチパラリンピック2014:男子大回転(10位)、男子回転(11位)
- 北京パラリンピック2022(確定次第掲載)
パラリンピックを4大会出場!(北京パラリンピック2022も内定)金メダルも2つ獲得しており、パラアルペンスキー界のレジェンド選手です。
世界大会の成績
- IPC世界選手権2004(オーストリア):スーパー大回転(1位)、大回転(1位)
- IPCワールドカップ2004:スーパー大回転(1位)
- IPCワールドカップ2006:スーパー大回転(1位)、大回転(1位)
- IPCワールドカップ2008:種目別回転(1位)
- 全米選手権2015:スーパー大回転(1位)、大回転(1位)
- 全米選手権2016:スーパー大回転(2位)、大回転(1位)
- 全米選手権2017:スーパー大回転(1位)、大回転(1位)
- カナダ選手権2017:大回転(1位)
世界選手権やワールドカップ、全米選手権といった強豪選手が出そろう大会でも優勝しています。
東海将彦選手のスキー人生と障がい
東海将彦選手は、小学校卒業まで野球一筋でスポーツを行っていました。
スキーを知ったのは、中学1年生のスキー教室!最初はうまく滑ることができず、ただ苦痛の日々でした。
アルペンスキーという競技を知ったのは、中学3年生の春休みの時です。友達とスキー旅行に行き、偶然白馬スキー場で見た大会でした。選手の活躍を見た東海将彦選手は、自分もうまく滑りたい!と思い、本格的に競技をやることを決意!
高校2年の時に単身アメリカ留学、その後大学卒業するまでアルペンスキーを継続していました。
帰国後、人生の岐路に立つ出来事が起こります!2001年に滑降中にこぶを超えようとジャンプした瞬間、スキー板が外れてしまいバランスを崩してしまいました。その際に尾てい骨から落下!脊髄損傷してしまい、両下肢の機能不全となってしまったのです。
手術後、リハビリをして歩行まで回復したものの、以前の感覚とは別物になってしまいスキーを行うことが困難になりました。
そんな時、パラアルペンスキーという競技の存在を知り、立位クラスに挑戦することを決意したのです。
結婚やお子さんについて
東海将彦選手は、ブログやSNSなどを行っていないため、結婚に関する情報は見つかりませんでした。
長年、パラアルペンスキー界で活躍した選手だけに、素敵な女性と出会っているかもしれません。
また、お子さんに関する情報も見つかりませんでした。もし、結婚をされていたらお子さんが1人いてもおかしくはない年齢であるため、ただ公表をしていないだけかもしれません。
まとめ
東海将彦選手は、パラリンピックや世界選手権をはじめとする世界大会に何度も出場しているパラアルペンスキー選手です。
金メダルも複数獲得しており、競技実績はもちろんパラアルペンスキー界で知らない人はいないベテラン選手でもあります。
年齢や髙橋幸平選手といった若手のホープがライバルにいることを考えると、もしかしたら北京パラリンピック2022が最後の大きな大会になるかもしれません。活躍する姿を是非焼き付けておきましょう!
若手の髙橋幸平選手については、別の記事でまとめています。
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